今月の主題 最新ガイドラインに基づく喘息とCOPDの診療
病態の理解のために
気管支喘息とCOPD―疾患概念の歴史とガイドラインの現状
滝澤 始
1
1帝京大学医学部附属溝口病院第四内科
pp.1820-1823
発行日 2007年10月10日
Published Date 2007/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102959
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ポイント
●気管支喘息の病態として,アレルギー性気道炎症とともにリモデリングが重要である.
●COPDの病態としては肺胞領域の破壊と末梢気道の炎症が重要である.
●気管支喘息とCOPDにはオーバーラップが存在し,鑑別が困難なことがある.
●薬物治療の優先順位は異なるが,治療薬の種類には共通するものが多い.
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