今月の主題 内科医のための皮膚科的スキル
皮膚科発信の内科的トピックス
C型肝炎と皮膚疾患
梅本 尚可
1
,
出光 俊郎
1
1自治医科大学附属大宮医療センター皮膚科
pp.1022-1024
発行日 2003年6月10日
Published Date 2003/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102097
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
ポイント
・多彩な皮膚症状がC型肝炎に高頻度に併発する.
・扁平苔癬,クリオグロブリン血症性紫斑,晩発性皮膚ポルフィリン症はHCV感染との関連が強い.
・クリオグロブリン血症性紫斑,晩発性皮膚ポルフィリン症ではIFN療法により皮膚症状が改善する症例が多い.
・C型肝炎に伴う皮膚病変の発症機序はまだ解明されていない.
Copyright © 2003, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.