今月の主題 内科医のための皮膚科的スキル
皮膚科発信の内科的トピックス
EBウイルスと皮膚悪性リンパ腫
山本 剛伸
1
,
岩月 啓氏
1
1岡山大学大学院医歯学総合研究科皮膚・粘膜・結合織学分野
pp.1018-1021
発行日 2003年6月10日
Published Date 2003/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102096
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
ポイント
・EBウイルス関連皮膚NK/Tリンパ腫は特徴的な臨床/病理所見を示す.
・小児例ではEBウイルス関連の先行病変を合併することが多い.
・潜伏感染したEBVの同定にはEBER in situ hybridizationが有効.
・EBV感染細胞の腫瘍性増殖の確認にはEBV-TRを調べるsouthern blot法が有効.
・経過の把握にはReal-time PCR法を用いたEBV DNAコピー数のモニターが有効.
Copyright © 2003, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.