今月の主題 ブレインアタック2006―t-PA時代の診断と治療
t-PAで変わるブレインアタック治療
t-PA静注療法における法律的問題
大平 雅之
1,2
1慶應義塾大学医学部神経内科
2仁邦法律事務所
pp.286-289
発行日 2006年2月10日
Published Date 2006/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100516
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ポイント
・裁判の果てに法律上の責任が認められるのか否かと,事前にトラブルをいかに避けるのか,いかに患者のニーズに応えていくのかは次元の異なる問題である.
・保険適応のないからといって,血栓溶解療法の施行が法律的に問題がなかったわけではない.
・血栓溶解療法の法律的問題を検討するに際し,他の治療法に比べ新たな配慮が必要というわけではない.
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