今月の主題 ブレインアタック2006―t-PA時代の診断と治療
t-PAで変わるブレインアタック治療
t-PA静注療法施行施設のあり方
奥田 聡
1
1国立病院機構名古屋医療センター神経内科
pp.283-285
発行日 2006年2月10日
Published Date 2006/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100515
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ポイント
・t-PA静注療法を施行する施設には適応・除外症例をすばやく鑑別診断し,制限時間内に治療を終える能力と体制,静注後の患者の状態の厳密なモニタリング,万一,副作用が生じた際の対応能力が求められる.
・各施設において,患者到着後,10分以内に診察を終え,45分以内にCT読影を終え,60分以内にt-PA静注を開始できること目指した体制作りが必要となる.
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