今月の主題 ブレインアタック2006―t-PA時代の診断と治療
t-PAで変わるブレインアタック治療
t-PA静注療法の禁忌と注意事項
後藤 淳
1
1東京都済生会中央病院神経内科
pp.272-278
発行日 2006年2月10日
Published Date 2006/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100513
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ポイント
・t-PA静脈注射療法の最大の副作用は,頭蓋内出血を含む出血性合併症である.
・わが国のガイドラインを理解し,徹底的に遵守することが最低条件である.
・チーム医療による時間との有効な闘い(“Time is brain”)が鍵となる.
・投与中および投与後24時間の慎重な観察が重要である.
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