今月の主題 胆膵疾患はこう診る―緊急処置からフォローアップまで
胆膵疾患に必要な画像診断法
MDCT(multidetector-row CT)
佐藤 大志
1
,
小井戸 一光
1
,
廣川 直樹
1
1札幌医科大学放射線医学講座
pp.1358-1360
発行日 2005年8月10日
Published Date 2005/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100224
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ポイント
MDCTの出現により,胆膵疾患におけるCT診断は2Dに加えて3D画像が重要となってきている.
MDCTでは,臓器をvolume dataとして取得し,いろいろな高分解能再構成画像へ出力可能になった.
MPRとCPRを組み合わせたCT診断は,膵胆道悪性腫瘍のstagingにおける最も重要な画像診断の一つとなった.
MDCTでは,Dicom viewerによるモニター診断が必須である.
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