今月の主題 胆膵疾患はこう診る―緊急処置からフォローアップまで
胆膵疾患に必要な画像診断法
どのようにこれらの画像診断を組み合わせるか
辻野 武
1
,
伊佐山 浩通
1
,
小俣 政男
1
1東京大学医学部消化器内科
pp.1362-1365
発行日 2005年8月10日
Published Date 2005/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100225
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ポイント
胆囊癌の局所進展度診断には超音波内視鏡(EUS),MDCTが有用である.
総胆管結石の診断に最も有用性が高いのはEUSである.
MRCPは胆管,膵管を非侵襲的に撮像できスクリーニングとしては有用であるが,空間分解能はERCPに比べ劣る.
膵管内乳頭腫瘍診断において,囊胞自体の描出はMRCPが最も優れ,壁在結節の描出はEUS/IDUSが最も優れている.
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