今月の主題 Digital時代の脳神経画像診断
内科医として知っておきたい画像診断法
【脳神経疾患を疑ったとき行うべき画像診断】
脳炎・髄膜炎を疑ったとき
米澤 久司
1
,
寺山 靖夫
1
1岩手医科大学神経内科
pp.474-477
発行日 2005年3月10日
Published Date 2005/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100074
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ポイント
髄膜炎・脳炎は画像診断のみでは診断できないが,さまざまな感染症で特徴的な画像を呈する.特徴を知ることで早期診断に結びつく可能性がある.
膿瘍はMRIの拡散強調像で高信号を呈する.
真菌類では血管周囲に病巣を形成しやすい.
単純ヘルペス脳炎では側頭葉が好発部位であり,SPECTでは高集積を呈する.
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