特集 公衆衛生における行政とアカデミアの連携の在り方—海外の実例とわが国の課題
Editorial—今月号の特集について
田宮 菜奈子
1,2
1筑波大学医学医療系
2筑波大学ヘルスサービス開発研究センター
pp.667
発行日 2024年7月15日
Published Date 2024/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401210329
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昨今、エビデンスに基づいた政策立案(evidence based policy making: EBPM)が重要視されてきたが、具体的な行政とアカデミアの連携体制には、いまだ多くの溝がある。
本特集は、内外の先進事例に学びつつ、今後の方策を読者とともに検討したく企画した。冒頭で田宮がこれまでの経験からの概念整理を試み、次いで、各ご専門の先生方から、米国、欧州連合、そして公衆衛生の歴史を含めた英国の状況をお伝えいただき、加えて国内の先進事例、最後に、行政から公衆衛生大学院に通われた草分け的ご経験を語っていただくことにした。
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