特集 公衆衛生における行政とアカデミアの連携の在り方—海外の実例とわが国の課題
公衆衛生における行政とアカデミアの連携—現状と課題
田宮 菜奈子
1,2
1筑波大学医学医療系ヘルスサービスリサーチ分野
2筑波大学ヘルスサービス開発研究センター
キーワード:
行政
,
アカデミア
,
ヘルスサービスリサーチ
,
実践と研究
,
三者連携
Keyword:
行政
,
アカデミア
,
ヘルスサービスリサーチ
,
実践と研究
,
三者連携
pp.668-676
発行日 2024年7月15日
Published Date 2024/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401210330
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
ポイント
◆研究には、オリジナリティーのある知識を求める研究と現場の実装につなげる研究とがある。前者のみでなく、後者の理解と評価が広がる必要がある。
◆アカデミアは時間をかけた真実を重視し、行政は短時間での解決策の提示が求められ、もともと役割、優先順位が異なる。
◆両者の先にある国民の健康・幸福を相互に意識した連携をとることが重要である。
Copyright © 2024, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.