特集 健康問題の解決のための経済学—ナッジ等の可能性を探る
ソーシャル・マーケティングやナッジを活用した効果的ながん検診の普及とその普及・実装研究的評価—希望の虹プロジェクト
山本 精一郎
1,2
,
溝田 友里
1,2,3
1静岡社会健康医学大学院大学
2国立がん研究センターがん対策研究所
3厚生労働省健康局健康課
キーワード:
希望の虹プロジェクト
,
ソーシャル・マーケティング
,
ナッジ
Keyword:
希望の虹プロジェクト
,
ソーシャル・マーケティング
,
ナッジ
pp.798-807
発行日 2021年12月15日
Published Date 2021/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401209745
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【ポイント】
◆がん検診の受診率は,ソーシャル・マーケティングやナッジなどの方法によって向上させることができる.
◆行動変容のための介入方法のリアルワールドでの有用性は,多面的に評価されるべきである.
◆行動変容のための介入方法の効果を最大化するためには,幅広く使いやすいという観点からも開発することが重要である.
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