特集 公衆栄養のストラテジー
「食べること」と「生きること」の結びつきの復権を求める試み
宮川 芳昭
1
Yoshiaki MIYAKAWA
1
1生活クラブ生活協同組合組織部
pp.83-87
発行日 1983年2月15日
Published Date 1983/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401206650
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私たち生活クラブは,生きることの表現として共同購入活動を大切にしている
このような主張を掲げている生活クラブ生協について,本題に入る前に簡単に紹介しよう.
生活クラブ生協は,1965年6月,牛乳の集団飲用活動を契機に,女性主体の組織として発生した.全日制市民である主婦こそ地域社会の主役であるとし,その自主自立の組織形成が民主主義を前進させる,との運動目的で出発したのである.17年の歳月を経過した現在,5都県(東京・神奈川・埼玉・千葉・長野)を中心に組織され,約10万世帯,総供給高210億円の規模となっている.
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