連載 図説 公衆衛生・11
悪性新生物の現状と課題(Ⅱ)
安西 定
1
,
高原 亮治
2
,
川口 毅
3
1国立循環器病センター・運営部
2厚生省保険局医療課
3栃木県・保健予防課
pp.739-742
発行日 1977年11月15日
Published Date 1977/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401205500
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前号では,悪性新生物死亡の分布,年次推移,市郡別にみた胃がん死亡率の分布(沖縄県を除く全国)などを紹介したが,今回は,肺がん,乳がん,子宮がんについて,死亡率の年次推移,分布,発生にかかわるさまざまな要因,ならびに各種の対策と,胃がんを例としたシステム・モデルを紹介する.とくに,今回紹介する胃がんのシステム・モデルは,柳川洋(現,自治医大・教授),福宮和夫(現,国立公衆衛生院)両氏の考案によるもので,特に両氏の了解を得て掲載したものである.
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