特集 脳血管疾患最前線
脳血管疾患の最新のリハビリテーション
水野 勝広
1
,
里宇 明元
1
1慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室
pp.763-770
発行日 2014年11月15日
Published Date 2014/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401200008
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脳血管疾患による痙縮,片麻痺,失語,半側空間無視などの機能障害は頻度が高く,リハビリテーション(以下,リハ)の重要な対象である.近年,回復期リハ病棟の普及や地域連携パスを中心とした診療連携の発展により,急性期から回復期にかけてのリハ医療が効率化され成果をあげている.しかし,適切なリハ医療を行ってもなお後遺障害が残存する患者も多い.これらの患者の機能障害の回復と生活の質(QOL)の向上を目指し,新しいリハ手法の研究開発が進んでいる.以下,最新のリハについて概説する.
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