連載 成果につながる保健指導 対象を読み解く病態理解とアセスメント・9【最終回】
信頼され結果も出せる保健指導を—連載のまとめ②
野口 緑
1
1大阪大学大学院医学系研究科公衆衛生学
pp.244-249
発行日 2025年6月10日
Published Date 2025/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.134883330810030244
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前回は、行動変容促進モデルの基本を振り返りながら、保健指導の成果が出ない場合の対応や、行動変容ステージとの関係などについて解説しました。最終回となる今回は、保健指導を拒否された場合や行動変容が起こらない場合に、保健師が持つべき考え方について解説します。そして最後に「成果につながる保健指導」という言葉が示す意味をあらためて考えます。
なお、行動変容促進モデルによる説明の視点「行動変容を促す5つのステップ」を、最後にもう一度示しておきます。

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