基礎から学ぶ 生化学検査の反応タイムコースモニタ解析法〈最終回〉
10.本連載のまとめ
松下 誠
1
1群馬パース大学 医療技術学部 検査技術学科
pp.94-100
発行日 2025年1月15日
Published Date 2025/1/15
DOI https://doi.org/10.32118/mt53010094
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◆生化学検査の反応タイムコースモニタを解析するためには,① 吸光度測定の基礎と理論,② 検査法の原理や装置の分析条件,③ 事例と検査データの評価,の3種の異なる視点が必要となる.
◆上記を基に,正しい検査値が得られている正常な反応タイムコースモニタと,ピットフォールにつながる異常な反応タイムコースモニタとを区別することが大切である.
◆ピットフォールは,❶ 検査法の原理,❷ 生化学自動分析装置における分析条件,❸ 患者血清の性状のうち,少なくとも2つ以上の要因が組み合わさることで発生する.
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