連載 明石こどもセンターに学ぶ! 児童相談所保健師の役割と虐待対応・1【新連載】
—連載のはじめに—明石こどもセンターの成り立ちと特徴
秋末 珠実
1
,
稲垣 由子
1
1明石こどもセンター
pp.236-242
発行日 2025年6月10日
Published Date 2025/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.134883330810030236
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連載にあたって
2019(令和元)年の児童福祉法改正により児童相談所に保健師が必置化され、2022(令和4)年から配置が義務となりました。児童福祉と児童虐待対応の最前線である児童相談所の保健師は、自身の役割や存在意義について悩みながら悪戦苦闘している姿が想像できます。
兵庫県明石市は、2018(平成30)年に中核市へ移行し、子どもを核としたまちづくりを進めています。そして、「すべてのこどもを まちのみんなで こどもの目線で本気で応援する」ことを掲げ、2019年に児童相談所「明石こどもセンター」(以下、当センター)を開設しました。

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