徹底分析シリーズ ○○はじめました
RRTはじめました—入院患者,病棟看護師,主治医,そして病院全体を支えるシステム構築のために
江花 英朗
1,2
,
出羽 明子
1
,
鈴木 安英
3
Hideaki EBANA
1,2
,
Akiko IZUHA
1
,
Yasuhide SUZUKI
3
1福島赤十字病院 麻酔科
2福島県立医科大学医学部 麻酔科学講座
3福島赤十字病院
pp.72-75
発行日 2026年1月1日
Published Date 2026/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.134088360330010072
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rapid response team(RRT)は,院内急変対応システムrapid response system(RRS)にもとづき入院患者の急変に対応する専門チームである。麻酔科,救急科,集中治療部,看護部を中心とする多職種でチームを構成し,一般的にはRRS起動基準をもとにした病棟看護師からの要請により出動する。RRTメンバーは対象患者のアセスメントを行い,必要に応じて集中治療室への転棟や新たな治療介入を主治医に打診するなど,迅速な対応を行う。予期せぬ院内急変の6〜8時間前には,すでに何らかの前兆が生じることが明らかにされている1)。そうした急変の兆候を早期に認識して介入することで心肺停止など不測の院内急変を減少させ,患者・医療者双方にとって安心・安全な医療体制の構築を支援することを活動目標としている。

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