特集 育ち合う組織をつくる 新人と教育担当者を支える体制の再構築
—【実践報告】鹿児島市立病院の取り組み—プラチナアソシエートナースがかなえる新人看護職員の個別化教育と支援
森 恭子
1
1鹿児島市立病院看護部
pp.390-393
発行日 2025年5月10日
Published Date 2025/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091713550350050390
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改正高年齢者雇用安定法は2025年3月末に経過措置期間が終了し,希望者全員の65歳までの継続雇用実施が必要となり,いわゆるプラチナナースのさらなる活用が各施設で求められる。
鹿児島市立病院では,定年退職後の再雇用者で新人教育を担当する職員を「プラチナアソシエートナース」と呼称し,その豊かな経験と技術を,新人看護職員の個別化教育と支援に活かしている。屋根瓦方式の教育体制に組み込み,新人はもちろんのこと,実地指導者など教育担当者の心の拠り所ともなっている。本稿ではその一連の取り組みを報告する。

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