特集 刑務所における作業療法士たちの挑戦
扉
都筑 伸太
1
,
香山 明美
2
,
長野 敏宏
3
1法務省矯正局関東矯正管区
2東北文化学園大学
3御荘診療所
pp.1401
発行日 2025年12月15日
Published Date 2025/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091513540590131401
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特集にあたって
刑務所に吹き始めた“作業療法”という新しい風.
全国の一般の刑務所に作業療法士が常勤配置されはじめてから数年が経過した.制度としてのかたちはみえつつあるが,現場はいまだ模索の連続であり,まさに黎明期にあるといえる.前例が少なく,相談できる先輩も限られた中で,それぞれが試行錯誤を重ねながら日々の実践を積み上げている.その困難さの一方で,新たな制度や支援のかたちを自らの手で築いていくやりがいも確かに存在する.

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