Japanese
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特集 身近な臨床に潜む依存症という病とそのアプローチ
児童思春期年代における依存症治療の実際
Current practices in addiction treatment for children and adolescents
山下 えりか
1
Erika Yamashita
1
1岡山県精神科医療センター
pp.1191-1195
発行日 2025年10月15日
Published Date 2025/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091513540590111191
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Key Questions
Q1:児童思春期年代における依存症とはどんなものがあるか?
Q2:児童思春期年代が依存症に至る背景には何があるか?
Q3:児童思春期年代の依存症治療で,作業療法士は何ができるか?
はじめに
筆者が勤める岡山県精神科医療センター(以下,当院)の紹介については,後に当院の佐藤1)が述べているためここでは割愛させていただく.本稿では,筆者が児童思春期病棟を担当していた際の日々の臨床を基に,作業療法士として心がけていることや役割,入院中から退院,その後までの実践について述べる.

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