特集 災害支援と作業療法
扉
今野 和成
1
,
山本 伸一
2
,
西出 康晴
3
1総合病院国保旭中央病院
2一般社団法人 日本作業療法士協会
3倉敷中央病院
pp.1075
発行日 2025年9月15日
Published Date 2025/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091513540590101075
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特集にあたって
2024年(令和6年)元日に発生した能登半島地震は,「災害はいつでもどこでもやってくる」という現実を私たちに突きつけました.最大震度7の強震に加え,津波,地殻変動,液状化,孤立集落の発生,さらには大規模火災等,複数の災害が同時多発的に発生した未曽有の災害であり,多くの被災者が困難な避難生活を余儀なくされました.
こうした状況下で,作業療法士が発災直後から復興支援に至るまでに果たした役割を振り返ることは,今後の災害支援を考えるうえで貴重な手がかりとなります.

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