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特集 災害支援と作業療法
令和6年能登半島地震における石川県作業療法士会の活動
Response of the Ishikawa Association of Occupational Therapists to the 2024 Noto Peninsula Earthquake
東川 哲朗
1,2
Tetsuro Higashikawa
1,2
1社会医療法人財団董仙会 恵寿金沢病院
2公益社団法人 石川県作業療法士会
pp.1076-1082
発行日 2025年9月15日
Published Date 2025/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091513540590101076
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Key Questions
Q1:石川県作業療法士会は初動として何をしたか?
Q2:作業療法の職能団体として何ができたか?
Q3:災害に備えるため職能団体は平時から何をすべきか?
はじめに
2024年(令和6年)1月1日に発生した能登半島地震は,石川県に甚大な被害をもたらした.また,復興が進まない半年後に豪雨災害が発生し,数千年に一度といわれる災害が1年間の間に2度発生したことになる.
本稿執筆時点では地震発災から1年半が経過した.全国的には報道の機会が減少し,被災の実情がみえづらくなっているが,現地では依然として多くの課題を抱えている.初動後のわずかな限局的な活動のまとめとなるが,まだまだ道の途中であることをぜひ,知っていただきたいと思っている.

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