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特集 精神疾患診療へのデジタルツールの活用
プログラム医療機器を用いた不眠症治療としての認知行動療法
Insomnia Treatment with SaMD
上野 太郎
1
Taro Ueno
1
1サスメド株式会社
1SUSMED Inc., Tokyo, Japan
キーワード:
スマートフォン
,
smartphone
,
デジタル認知行動療法
,
dCBT
,
プログラム医療機器
,
SaMD
,
不眠症
,
insomnia
Keyword:
スマートフォン
,
smartphone
,
デジタル認知行動療法
,
dCBT
,
プログラム医療機器
,
SaMD
,
不眠症
,
insomnia
pp.68-72
発行日 2025年1月15日
Published Date 2025/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.048812810670010068
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抄録
不眠症に対する治療法は,国内外のガイドラインでは非薬物療法である認知行動療法が推奨されているが,医療現場におけるリソース不足から実臨床での普及が課題となっている。最近では,薬機法の規定するプログラム医療機器(SaMD)としてモバイル端末を用いた治療用アプリが開発され,医療現場での普及が進んでいる。欧州のガイドラインでは不眠症治療において,睡眠薬ではなく治療用アプリが推奨されており,エビデンス・プラクティス・ギャップを埋めるための治療手段として活用されている。本稿では,SaMDを用いた不眠症治療について紹介する。
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