特集 泌尿器科医のための透析入門—おさえておくべきミニマムエッセンス
企画にあたって
泌尿器科医のための透析入門—おさえておくべきミニマムエッセンス
齋藤 満
1
1秋田大学医学部附属病院 血液浄化療法部
pp.307
発行日 2026年4月20日
Published Date 2026/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.038523930800050307
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日本泌尿器科学会全会員を対象とした「JUA Census 2024」によると,「特に専門的に行っている泌尿器科診療領域はありますか」という質問で「透析」と答えた方は3.8%(全領域中第6位)にとどまっておりますが,「あなたは透析を担当していますか」という質問で「担当している」と答えた方は23.4%であり,泌尿器科医が透析医療に関わる機会は少なくないことがうかがえます.また,普段透析を担当していない泌尿器科医においても,大学病院や総合病院に勤務している場合,外勤先として透析クリニックなどで透析管理を行う機会は比較的多いのではないでしょうか.その際,透析患者さんの診療に慣れていないがゆえに,「何か起きたら困る」,「スタッフに何か訊かれたらどうしよう」など,不安な気持ちを抱えながら診療にあたっておられる方,透析回診時に患者から愁訴があるにもかかわらず,対応に自信がないためとりあえず経過観察でやり過ごす,というご経験をお持ちの方,結構いらっしゃるのではないかと推察いたします.
本特集では普段透析医療に関わっていない先生方や初学の若手泌尿器科医でも,透析患者さんを診療するうえで不安に思うことがないように,「最低限これだけはおさえておきたい」という内容を各エキスパートの先生方に盛り込んでいただきました.本特集号はまさに「虎の巻」として,透析施設での診療の際に携帯してご使用いただける内容となっております.

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