増大特集 ワクチン開発
Ⅷ.サポート機関(実中研)
感染症モデルとなる実験動物のデータベース化および遺伝子改変マウスの作製
後藤 元人
1
,
高橋 利一
2
Goto Motohito
1
,
Takahashi Riichi
2
1公益財団法人実中研動物資源技術センター資源開発室
2公益財団法人実中研動物資源技術センター
キーワード:
IFN-α/βR KO
,
ビタミンC合成系欠損
,
hSCARB2 Tg
,
感染感受性マウス系統差
Keyword:
IFN-α/βR KO
,
ビタミンC合成系欠損
,
hSCARB2 Tg
,
感染感受性マウス系統差
pp.504-505
発行日 2025年10月15日
Published Date 2025/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.037095310760050504
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コロナ禍において既存感染症モデルマウスの入手が困難となり,ゲノム編集を駆使しても新規系統樹立と評価に時間を要し,国内研究活動の遅れとなった。実中研は,感染症研究に用いられている実験動物の検索を容易にし,研究者が情報にアクセスしやすくするために,感染症モデルとして用いられている実験動物を網羅的に調査し,データベース化を行った。更に収集データより,汎用性の高い感染症モデルマウスの樹立を行っている。
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