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臨床犯罪心理学

加害者理解の「枠」と介入の「技」

臨床犯罪心理学
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筆頭著者 門本 泉 (著)

金剛出版

電子版ISBN 978-4-7724-9732-9

電子版発売日 2025年7月22日

ページ数 288

判型 四六

印刷版ISBN 978-4-7724-2110-2

印刷版発行年月 2025年7月

DOI https://doi.org/10.69291/9784772497329

書籍・雑誌概要

虐待と加害、怒りと復讐、懲罰と教育、受刑とその後、査定と面接技法――加害と被害の交差域で加害者臨床を思考するフィールドノート。

目次

序章 臨床家と、「書く」仕事

Ⅰ-みずからを傷つけること――自傷・他害考
第1章 非行少年の自殺のリスク
第2章 非行と自傷
第3章 自傷する非行少年――その理解の枠組み、かかわり方のコツ
 開かれた対話1|初回面接・対象者との出会い――交流分析の視点から

Ⅱ-犯罪・非行の横顔――思春期・発達・ジェンダー
第1章 思春期のなやみ――人のものを盗んでしまう
第2章 神経発達症を考える――触法行為の背景として
第3章 ジェンダーと犯罪
 開かれた対話2|「期待」考

Ⅲ-責めと痛み――加害と被害の交差域
第1章 罰せられるべきはだれか――性虐待と犯罪・非行
第2章 被害感情をどう扱うか――虐待と加害者臨床
第3章 社会的孤立と怒り――復讐/成就
第4章 還らない生活――加害者家族
 開かれた対話3|面接者の無力感と向き合う――スーパービジョンの視点から

Ⅳ-罪と罰と心――刑罰と教育の境界
第1章 倫理の視点から懲罰と教育の境界をどう考えるか――刑事施設における加害者教育
第2章 非行少年たちのその後――少年受刑者とこころの成長
第3章 犯罪・非行臨床における交流分析の活用
 開かれた対話4|面接の終わり――犯罪・非行臨床の視点から

Ⅴ-専門家のポジショナリティ――“会う”ことの基盤、そして技法
第1章 犯罪・非行臨床における面接
第2章 アセスメント面接におけるうそと真実
第3章 法と心理――臨床心理学と心理臨床、そして司法との葛藤

あとがき

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