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トラウマと解離の文脈

ピエール・ジャネの再発見

トラウマと解離の文脈
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筆頭著者 若山 和樹 (訳)

その他の著者等 筒井亮太,白川美也子 訳

原著者 Giuseppe Craparo, Francesca Ortu, and Onno van der Hart 編

金剛出版

電子版ISBN 978-4-7724-9729-9

電子版発売日 2025年7月10日

ページ数 350

判型 A5

印刷版ISBN 978-4-7724-2111-9

印刷版発行年月 2025年7月

DOI https://doi.org/10.69291/9784772497299

書籍・雑誌概要

フロイトに先駆けて解離とヒステリーの研究と臨床に携わったピエール・ジャネの業績を解き明かし,現代のトラウマ臨床に甦らせる試み。

目次

本書について
訳者序文
シリーズ編者序文

はじめに
第1章 ピエール・ジャネ入門:忘れられた知的遺産
第2章 意識から下意識へ:ジャネ派の視点
第Ⅰ部:精神分析へのジャネの影響
第3章 ジャネとフロイト:長きにわたるライバル
第4章 ジャネとユング:刺激的な関係
第5章 あちらを立てればこちらが立たず:ジャネが対象関係論に与えた影響
第6章 ジャネからフェレンツィ,そしてブロンバーグへ:解離の文献の間に立つ
第Ⅱ部:現代の精神外傷学へのジャネの影響
第7章 フロイトの理論に対するジャネの批判に焦点をあて,現代の精神外傷学への貢献を振り返る
第8章 ピエール・ジャネのホリスティック・プロジェクト:①Disintegrationあるいはdésagrégation
第9章 ピエール・ジャネのホリスティック・プロジェクト:②振動と生成:統合不全から統合へ
第10章 ピエール・ジャネと幻覚,パラノイア,統合失調症
第Ⅲ部:現代の心理療法へのジャネの影響
第11章 トラウマを抱えた患者との催眠療法的関係:現代の治療に対するピエール・ジャネの貢献
第12章 ピエール・ジャネのトラウマ後ストレスの治療
第13章 解離性障害の病因,病態,治療に関するジャネの見解
第14章 勝利の活動:ピエール・ジャネの解釈とトラウマ治療における身体の役割
エピローグ:DSM-5における解離:シル・ヴ・プレ,ドクトール・ジャネ,あなたの見解は?

文献
索引
編者と執筆者
訳者略歴