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雑誌
医療×エフェクチュエーション 1版1刷
予測不可能な時代の医療・ケアを変える新しい思考法
筆頭著者 角田 ますみ (編著)
メヂカルフレンド社
電子版ISBN
電子版発売日 2025年6月30日
ページ数 298
判型 A5
印刷版ISBN 978-4-8392-1749-5
印刷版発行年月 2025年6月
書籍・雑誌概要
▶不確実性が高く予測が難しい状況を突破するために提唱された思考方法(思考プロセス)「エフェクチュエーション(Effectuation)」を、医療現場でどう活用するかを解説。
▶患者への治療やケアだけでなく,医療機関の経営やマネジメント,人材育成,復職支援,看護教育など,幅広い事例を紹介。
▶医療・ケア・介護などの幅広い領域で「もうできない」「もう無理」「方法がない」と悩む医療・ケア・介護のスタッフに贈るエフェクチュエーションの入門書。
目次
第1章 エフェクチュエーションとは
1 エフェクチュエーションが開く医療・ケアの可能性
2 医療・ケアにおける思考の2つの型
3 エフェクチュエーションを医療・ケアにどう活用するか
4 エフェクチュエーションはすでに日常のケアに活用されている
第2章 エフェクチュエーションが見出された過程と医療への適用可能性
1 経営学の理論はどのように医療・ケアに活用できるの
2 先が見えない状況でエフェクチュエーションは有効
3 医療の実践におけるエフェクチュエーションの特徴
4 エフェクチュエーションの医療分野への適用可能性
第3章 エフェクチュエーションの5つの原則を医療・ケアに活用しよう
1 「手中の鳥」の原則:手持ちの手段から始める
2 「許容可能な損失」の原則:うまくいかなくても大丈夫な範囲から決める
3 「クレイジーキルト」の原則:積極的にパートナーシップを組んで、思いがけない成果を生み出す
4 「レモネード」の原則:生じた問題や偶然を積極的に活用する
5 「飛行機のパイロット」の原則:不確実な未来ではなく、「今、コントロールできること」に焦点を当てる
第4章 医療におけるエフェクチュエーション実践事例
▶医療・ケアの方法を見出すエフェクチュエーション
1 看護師とエフェクチュエーション
2 医師とエフェクチュエーション
3 薬剤師とエフェクチュエーション
4 管理栄養士とエフェクチュエーション
5 リハビリテーション職とエフェクチュエーション
▶医療・ケアを拡大・発展させていくためのエフェクチュエーション
1 麻酔科専門医および麻酔看護師育成を通して急性期病院の発展に寄与した事例
2 経営困難な状況にあった明石医療センター経営立て直し
3 介護老人保健施設で3回のコロナクラスターを乗り越えた事例
4 訪問看護事業や海外での看護教育を展開し看護師の可能性を拡大していった事例
5 看護基礎教育においてエフェクチュアルに展開された病院実習事例
6 産業保健が担う治療と仕事の両立支援を振り返る
▶患者・患者の家族になったときの支えとしてのエフェクチュエーション
1 ステージ4の肺がんを患う母親と障害のある弟を抱えて生きる
2 「父との最期の時間を、家で」仕事と看取りの両立
第5章 あなたが患者・家族になったときの「エフェクチュエーション」活用法
1 「手中の鳥」の原則:今、自分にあるもので、できることから始めてみる
2 「許容可能な損失」の原則:どこまでなら受け入れられるかを見極める
3 「クレイジーキルト」の原則:つながりを“縫い合わせ”て、道を開く
4 「レモネード」の原則:予想外の出来事をリフレーミングして新たな方法を見つける
5 「飛行機のパイロット」の原則:自分の「羅針盤」に基づいて、操縦桿を握る