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≪脳神経外科診療プラクティス 6≫

脳神経外科医が知っておくべきニューロサイエンスの知識

脳神経外科医が知っておくべきニューロサイエンスの知識
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≪脳神経外科診療プラクティス 6≫

筆頭著者 三國 信啓 (編)

文光堂

電子版ISBN

電子版発売日 2022年2月28日

ページ数 236

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-8306-2406-3

印刷版発行年月 2015年10月

DOI https://doi.org/10.50936/9784830624063

書籍・雑誌概要

脳神経外科医が診療上で生じたニューロサイエンスに関する疑問を解決する辞書として,あるいはニューロサイエンスに興味をもった若手脳神経外科医の入門書として活用できる.神経科学の基礎,神経系の機能ー局在からネットワークまでー,神経生理機能の基礎,脳機能検査法の理解,神経科学と新たな治療の接点,の5章を設け,膨大なニューロサイエンスの分野の中から脳神経外科診療にとって,特に重要と思われる項目を取り上げた.

目次

I. 神経科学の基礎
 1.脳の進化
 2.ニューロンの発生
 3.ニューロンの分子構築と機能
 4.神経組織の細胞構築
 5.ニューラルネットワークの仕組み
 6.グリア細胞の機能とその異常
 7.シナプス伝達と可塑性
 8.レセプター
 9.イオンチャネル
 10.トランスポーター
 11.活動電位
 12.神経伝達物質
 13.ミエリン
 14.栄養因子
 15.神経再生
 16.ニューロンの寿命
II. 神経系の機能─局在からネットワークまで─
 1.局在論と全体論 大石高生
 2.Brodmann野と機能局在
 3.大脳皮質間連絡
 4.運動制御
  a.末梢神経レベル
  b.脊髄レベル
  c.脳
 5.運動機能損傷後の機能回復
 6.体性感覚系の機能解剖
 7.学習と記憶のメカニズム
 8.言語機能と失語の新しい考え
 9.言語機能損傷後の機能回復
 10.痛み認知のメカニズム
 11.大脳基底核の機能解剖
 12.視床の機能解剖
 13.認知と注意
 14.情動と脳
 15.交感神経と副交感神経
 16.循環器系自律神経
 17.膀胱直腸系自律神経
 18.聴覚─ヒト聴覚皮質でのトノトピー─
 19.平衡感覚
 20.視覚
 21.筋と運動ニューロン
 22.姿勢制御と歩行
 23.睡眠覚醒
III. 神経生理機能の基礎
 1.頭蓋内圧
 2.血液脳関門
 3.脳循環の自動調節能
 4.脳循環代謝
 5.脳虚血と耐性
 6.脳浮腫と脳腫脹
 7.髄液
 8.下垂体ホルモン
 9.脳と水電解質
 10.脳と呼吸
 11.脳挫傷における組織変化と挫傷性脳浮腫
 12.脊髄損傷後の組織変化
 13.末梢神経損傷後の回復過程
IV. 脳機能検査法の理解
 1.脳波の基本原理─古くて新しい検査─ 
 2.脳波でわかる脳機能
 3.機能的MRI(fMRI)の基本
 4.機能的MRI(fMRI)でわかる脳機能
 5.デフォルトモードネットワークによる病態解明
 6.PETの基本
 7.PETでわかる脳機能
 8.脳磁図(MEG)の基本
 9.脳磁図(MEG)でわかる脳機能
 10.近赤外分光法(NIRS)の基本
 11.近赤外分光法(NIRS)でわかる脳機能
V. 神経科学と新たな治療の接点
 1.iPS細胞─神経領域での可能性─
 2.脳波と脳磁図─最新の知見─
 3.磁気刺激による新知見と臨床応用
 4.ブレイン・マシン・インターフェース(BMI)の最先端
 5.深部脳刺激療法(DBS)の新たな適応
 6.ニューロリハビリテーション
 7.てんかんのニューロモデュレーション治療
 8.定位放射線照射の最先端
 9.脳動脈瘤に対する血管内治療の最先端
 10.精神疾患の新たな治療
 11.認知症の新たな治療
 12.遺伝子解析─最新の知見─
 13.分子イメージング─光学蛍光色素,PET,MRI,近赤外分光法(NIRS)─
 14.脳神経外科術中脳機能マッピング・モニタリングの変遷
 15.難治性疼痛の新たな治療
索引

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