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大選択! 抗ヒスタミン薬

大選択! 抗ヒスタミン薬
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筆頭著者 澤津橋 基広 (著)

木本耳鼻咽喉科医院

金芳堂

電子版ISBN

電子版発売日 2025年9月29日

ページ数 120

判型 B6

印刷版ISBN 978-4-7653-2063-4

印刷版発行年月 2025年9月

DOI https://doi.org/10.50910/9784765320634

書籍・雑誌概要

多くの製薬会社から販売されている抗ヒスタミン薬は、成分だけでなく、錠剤、外用薬、点鼻薬、点眼薬など多様な形態があります。適応のある疾患は緊急性こそ高くないものの、患者数は非常に多く、ライフスタイルや体質に合った処方ができれば、QOLが大きく改善されるためうまく処方したい薬です。そのため、本書では、抗ヒスタミン薬の何がよいのか、どのように選べばよいのかなどをコンパクトにまとめました。

目次

はじめに

Part 1 改めて抗ヒスタミン薬とは
1 「抗ヒスタミン薬はどれも同じ」と思っていない?
2 「鼻水を止めてください」、「では、適当に抗ヒスタミン薬を」でよいのか?
3 処方に対する患者さんの満足度は低い
4 患者さんが求める抗ヒスタミン薬
5 抗ヒスタミン薬のスイッチOTC医薬品
COLUMN 1 第一世代抗ヒスタミン薬が推奨されないこれだけの理由

Part 2 抗ヒスタミン薬の薬理作用
6 ヒスタミンとは何か? 脳内神経伝達物質でもあることを理解する
7 抗ヒスタミン薬の特徴を理解すれば、患者満足度が向上する
8 抗ヒスタミン薬の主な作用1:ヒスタミン受容体を直接ブロック
9 インバースアゴニスト効果を理解し、応用する抗ヒスタミン薬の主な作用2:インバースアゴニスト作用
10 インバースアゴニスト効果を理解し、応用する初期療法
COLUMN 2 抗ヒスタミン薬のポジショニングマップ

Part 3 抗ヒスタミン薬、何を選ぶか
11 抗ヒスタミン薬のポジショニングマップ
12 投与経路を考慮した選択:経口か経皮か
13 抗ヒスタミン単剤での効果のない場合の対応
14 適切な抗ヒスタミン薬の選択は難しくない:薬剤選択フローチャート
COLUMN 3 スイッチOTC薬品と医療機関受診

Part 4 状況別抗ヒスタミン処方の考え方
15 アレルギー性鼻炎(花粉症)と副鼻腔炎合併例の対応
16 PM2.5と黄砂、そして花粉のトリプルパンチ対策
17 ドーピングコントロール下にある選手への処方と注意点(プロ、国体選手など)
18 職業上注意の必要な患者さんに対する処方(職業運転手、パイロット)
19 訪問診療をして思うこと:高齢者に対する抗ヒスタミン薬
20 妊婦および出産後授乳時の抗ヒスタミン薬の使用
21 小児における抗ヒスタミン薬投与
22 皮膚科領域における抗ヒスタミン薬の位置付け
23 透析症例に対する抗ヒスタミン薬の処方
COLUMN 4 近い将来の抗ヒスタミン薬選択法;オンライン診療とAI診断における薬剤選択

Part 5 具体的な処方例

Part 6 補論
好酸球性副鼻腔炎と2型炎症性慢性副鼻腔炎

付録1 初診問診票
付録2 再診問診票

索引
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