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子どもの訴えを見極める ナースのための小児フィジカルアセスメント バイタルサイン、生理学的徴候、トリアージ、症状別の見るべきポイントまで完全カバー
筆頭著者 伊原 崇晃 (編)
兵庫県立尼崎総合医療センター小児科
金芳堂
電子版ISBN
電子版発売日 2022年12月8日
ページ数 373
判型 A5
印刷版ISBN 978-4-7653-1928-7
印刷版発行年月 2022年12月
書籍・雑誌概要
病院を訪れる子どもは、何がつらいのか症状をうまく訴えられない。その訴えを気づく方法としてフィジカルアセスメントが有効な手段である。本書の小児フィジカルアセスメントの基本編では全ての主訴に共通するABCDアプローチとバイタルサイン、それらを組み合わせたうえで行うトリアージについてまとめ、症候編では様々な症候に対して、症例を提示し、解剖学的用語の説明、除外すべき怖い疾患、問診・視診・触診・聴診を通して情報を集めて、患児の状態・状況を判断する。この書籍で看護師さんがそれぞれの身体所見を正しく確認し、自信をもって患児の状態を評価できるようになる。
目次
第1章 小児フィジカルアセスメントの基本編
Ⅰ 見た目の異常
Ⅱ 気道の異常
Ⅲ 呼吸の異常
Ⅳ 循環の異常
Ⅴ 意識の異常
Ⅵ バイタルサイン
Ⅶ トリアージ
「第1章 小児フィジカルアセスメントの基本編」は、下記の項目を基本に構成されています。
① Point
② Pointの説明
③ みるべき項目
④ 悩ましいときの対応
⑤ 異常時の行動
⑥ まとめ
第2章 小児フィジカルアセスメントの症候編
1 熱が出た
2 嘔吐
3 歩き方がおかしい
4 腹痛
5 咳が出る
6 頭を打った
7 何かを飲み込んだ
8 けいれんした
9 呼吸が苦しい
10 泣き止まない乳児
11 腕や足をけがした
12 飲めない
13 耳が痛い
14 ぶつぶつが出た
15 目が赤い
16 風邪をひいた
17 胸が痛い
18 おちんちん・お股が痛い
19 便が出ない
20 首が曲がっている
21 喉が痛い
22 脱水が心配
23 意識がおかしい
24 けがで血が出ている
25 やけどをした
26 便の色がおかしい
27 一時的に意識が変だった
28 頭が痛い
「第2章 小児フィジカルアセスメントの症候編」は、下記の項目を基本に構成されています。
– 症例
– 解剖用語を知ろう
– 怖い病気
– 見る
– 聴く
– 触る
– 上級者向け