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看護の学びなおしバイタルサイン
筆頭著者 白坂 友美 (著)
照林社
電子版ISBN
電子版発売日 2022年11月25日
ページ数 128
判型 B5判
印刷版ISBN 978-4-7965-2575-6
印刷版発行年月 2022年11月
書籍・雑誌概要
看護を実践するうえで「わかっているつもり」「できているつもり」では乗り越えられない、とても大事なテーマを「学びなおす」ための本です。
「バイタルサイン」は診療科にかかわらず、どの患者をみるときも不可欠な「生命の徴候」です。しかし、測定すること、記録することが中心となり、測定値の意味を考えること、総合的に判断し行動することを忘れてしまいがちです。ルーティンで行っていては、患者の変化に気づくことも、情報を活かすこともできません。
看護師としてバイタルサインの何を理解し、何をみて、どう判断し、どのような看護ケアを提供するべきなのか。この本では、「呼吸」「血圧」「脈拍」「意識」「体温」について、著者の長年の経験と知識をもとに、超実践的に解説しています。
目次
その1 バイタルサインの目的をみなおそう
1 バイタルサインって何だろう?
2 バイタルサインは何のために測定するの?
3 バイタルサインは、何をどのように評価するの?
4 バイタルサインの緊急度と重症度
その2 バイタルサインから患者の情報をどのようにとらえる?
呼吸
1 呼吸をみる目的
チェック① 呼吸数
チェック② 呼吸様式
チェック③ 呼吸パターン
チェック④ 呼吸音
チェック⑤ 経皮的酸素飽和度(SpO2)
チェック⑥ 酸素解離曲線
チェック⑦ チアノーゼ
チェック⑧ 酸素流量
循環
① 血圧
1 血圧をみる目的
2 血圧の測定方法
3 血圧測定時の注意点
4 ABI(足関節上腕血圧比)
5 血圧を理解しよう
6 血圧の構成因子
7 血圧が測定できないとき
②脈拍
1 脈拍をみる目的
2 脈拍から得られる情報
3 脈拍の測定時間
4 心電図モニターでわかること
「尿量」の確認も忘れずに!
意識
1 意識をみる目的
2 意識障害の原因
3 意識の評価
4 意識障害時
5 瞳孔の評価
体温
1 体温をみる目的
2 高体温
3 低体温
バイタルサインのポイントをおさらい
その3 異常・症状別 バイタルサインのみかたと対応
異常・症状1 血圧が低下している
異常・症状2 熱が高い
異常・症状3 呼吸困難を訴えている
異常・症状4 意識がおかしい
異常・症状5 バイタルサインの異常が複数みられる