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HIV診療の「リアル」を伝授します

Real Pearl Workshop

HIV診療の「リアル」を伝授します
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筆頭著者 福武 勝幸 山元 泰之 (監修)

その他の著者 天野 景裕(編集代表)

丸善出版

電子版ISBN

電子版発売日 2019年6月10日

ページ数 272

判型 A5

印刷版ISBN 978-4-621-30082-4

印刷版発行年月 2017年3月

DOI https://doi.org/10.32306/9784621300824

書籍・雑誌概要

HIV, AIDS…。いやいや自分には関係ない。そう思われる医師が大半と思いますが、ART(抗HIV療法)の登場以降、もはやAIDSは不治の病ではなく、高齢者の生存率も年々上がってきており、 そのアプローチも総合的な診療へと シフトしつつあります。 その意味において「究極のプライマリケア」といえるでしょう。 いつか外来で迎えるその日のために「備えあれば,憂いなし」の一冊です。 本書は、東京医科大学病院臨床検査医学科のHIV診療のアプローチを1冊にまとめた本です。当科では、毎年「基礎から学ぶHIV感染症セミナー」を開催し、青木眞客員教授の鑑別診断などの症例検討会を行っています。その模様もリアルに再現しており、1〜10章まで読み終えると「HIV診療のReal Pearl」が体得できます。

目次

1章:序 論
1.HIVの概念
2.HIVの疫学
3.HIVの検査・診断

2章:HIV感染症,診断のコツ
1.総合診療の視点から
2.皮膚科の視点から

3章:各症例から見つけるHIV
1.血球減少
2-1.消化器症状
2-2.肝炎
3.呼吸器症状

4章:日和見感染症のプライマリケア的マネジメント
1.PCP(ニューモシスチス肺炎)
2.サイトメガロウイルス感染症・カポジ肉腫
3.神経症状をともなうAIDS症例

5章:HIV感染症の告知方法

6章:HIVをめぐるコメディカルの関わり方
1.看護師
2.薬剤師
3.MSW

7章:HIV感染者の針刺し事故への対応

8章:ARTの考え方

9章:HIV治療開始後の長期合併症対策

10章:症例検討会①②(real pearl workshop)