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診断推論 奥義伝授
筆頭著者 野口 善令 (著)
名古屋第二赤十字病院副院長/第一総合内科部長
日本医事新報社
電子版ISBN
電子版発売日 2019年9月23日
ページ数 252
判型 A5
印刷版ISBN 978-4-7849-6265-5
印刷版発行年月 2019年8月
書籍・雑誌概要
◆臨床経験を積んでいけば、直感的に診断名がひらめくことは増えていきます。しかし、どうしても分析的・系統的なアプローチが必要な場面もでてきます。非特異的な訴え…なじみのない訴え…複数の箇所に出現している所見…。そんなとき、「どう推論を組み立てて」いけばいいのか?
◆その悩みにお答えします!すでに一般的になっている「診断推論」の弱点を補強、疑問を掘り下げて、野口善令先生が解説していきます!
◆本書では「直感を鍛える」「推論を深化させる」を大きなテーマとしています。無意識で働く「直感」をどう鍛えるのか?その方法も、もちろん紹介しております。ぜひ本書で、一歩進んだ「上級編」の診断推論を始めてください!
目次
1章 イントロ
1 診断が難しいとは何を意味しているのだろう
2章「直感」と「推論」
1 認識の方法
2 直感の強みと弱み
3章 直感をみがく
1 ゲシュタルトを鍛える
2 典型と非典型
3 ゲシュタルトを把握するツール
4章 推論をみがく
1 「推論」の成り立ち
2 複雑症例の攻略
3 Occam’s razor vs Hickam’s dictum
4 Too many differentials will kill you
5章 診断推論のフレームワーク
1 Pivot & cluster strategy(PCS)
2 Horizontal-vertical tracing(HVT)
3 Treat/no Treat,Treat/Test/Wait
6章 診断の地雷疾患
1 急性喉頭蓋炎
2 くも膜下出血
3 急性冠症候群(ACS)
4 大動脈解離
column
1 直感? 直観?
2 ピザのゲシュタルト
3 ゴールドスタンダードを考える
4 意識下を動かす
5 診断特性
6 事前確率
7 ワーキングメモリ
8 アドバンストステップの推論の話題
9 AI 人工知能と診断