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心臓血管外科研修医コンパクトマニュアル
web動画で見られる!手術手技・心エコー・心血管造影
筆頭著者 高知大学医学部心臓血管外科(著) 渡橋 和政 (監修)
高知大学医学部外科学(外科二)講座教授
メディカ出版
電子版ISBN
電子版発売日 2019年4月22日
ページ数 342
判型 B6変型
印刷版ISBN 978-4-8404-4577-1
印刷版発行年月 2013年12月
書籍・雑誌概要
【循環の基礎から心臓血管外科までこれ一冊!】
心臓血管外科治療はますます高度になっていくうえに、内科的な薬物治療の知識も不可欠である。研修医にとって複雑な疾患・治療の概念をつかみ、臨床能力を高めるコンパクトでわかりやすい一冊。手術手技やエコー画像もweb動画でたっぷり見られる。
目次
・序
・執筆者一覧
・WEB 動画の視聴方法
【Ⅰ 循環器治療の基礎知識】
<A> 研修医としての心得
(1)患者,家族とのつきあい
(2)陥りがちな過ち
(3)紹介医に対する礼儀
(4)カルテと修練
<B> on-site 評価
(1)はじめに
(2)問診
(3)症候
(4)視診
(5)聴診
(6)打診
(7)触診
(8)バイタルサイン
(9)超音波検査
(10)on-site 所見の統合
<C> 特殊検査
(1)血液検査
(2)胸部X 線
(3)心電図
(4)経胸壁心エコー法
(5)経食道心エコー法
(6)CT
(7)心臓核医学検査
(8)カテーテル検査
<D> モニター
(1)心電図モニター
(2)経皮的酸素飽和度モニター
(3)観血的動脈圧モニター
(4)肺動脈カテーテル
<E> 基本的処置・手術手技
(1)針糸と縫合,結紮
(2)その他の手術器械と基本手技
(3)中心静脈穿刺
(4)胸腔穿刺・胸腔ドレナージ
(5)心嚢穿刺・心嚢ドレナージ
<F> 心血管手術のルーチン
(1)術前準備
(2)手術のセットアップ
(3)手術の基本原則
(4)皮膚切開~体外循環
(5)体外循環離脱
(6)閉胸
(7)術後創管理
(8)感染対策
<G> 体外循環
(1)体外循環とは
(2)人工心肺装置の構成
(3)回路充填(プライミング)
(4)灌流量と灌流温
(5)脳分離体外循環(選択的脳灌流)
(6)完全体外循環と部分体外循環
(7)体外循環中のモニター
(8)心筋保護法
(9)体外循環の合併症と予防・対策
<H> 輸血
(1)同種血輸血
(2)術前自己血貯血
(3)術中自己血回収
<I> 術後ICU 管理
(1)目標
(2)ICU 入室時のモニタリング
(3)循環管理
(4)呼吸管理
(5)血液浄化
(6)凝固/線溶の管理
(7)ドレーン出血
<J> ペーシング治療
(1)一時ペーシング
(2)植込み型ペースメーカ
(3)植込み型除細動器
(4)心臓再同期療法
【Ⅱ 循環器疾患の病態と治療の実際】
<A> 救急初療,集中治療
(1)心肺蘇生
(2)経皮的心肺補助
(3)大動脈内バルーンパンピング
<B> 多発外傷
(1)多発外傷の特徴と診断
(2)大動脈損傷
(3)大静脈損傷
(4)心挫傷
(5)腹部外傷
<C> 虚血性心疾患
(1)虚血性心疾患の特徴
(2)虚血性心疾患の治療
(3)冠動脈バイパス術の適応
(4)冠動脈バイパス術の実際
(5)急性心筋梗塞
(6)陳旧性心筋梗塞
(7)虚血性心疾患手術後患者の管理
<D> 弁膜症
(1)心臓弁のはたらき
(2)弁膜症とは
(3)外科治療の対象
(4)大動脈弁狭窄
(5)大動脈弁逆流
(6)僧帽弁狭窄
(7)僧帽弁逆流
(8)三尖弁逆流
(9)感染性心内膜炎
(10)心房細動
(11)弁膜症の術後の生活と注意点
<E> 先天性心疾患
(1)心臓発生と各疾患の体系
(2)分類
(3)手術概説
(4)心室中隔欠損症
(5)心房中隔欠損症
<F> 大動脈瘤
(1)大動脈瘤の種類
(2)症状,診断
(3)手術適応
(4)治療
(5)上行~弓部大動脈瘤
(6)下行~胸腹部大動脈瘤
(7)腹部大動脈瘤の治療
(8)その他の大動脈瘤
<G> 大動脈解離
(1)病態
(2)大動脈解離の病型分類と治療方針
(3)症状,診断
(4)体表エコーによるスクリーニング
(5)術前CT 評価
(6)手術方法
(7)術中管理,方針決定
(8)退院後のフォロー
<H> 肺塞栓
(1)病態と症状
(2)原因
(3)診断
(4)深部静脈血栓症
<I> 末梢動脈疾患
(1)動脈の解剖
(2)閉塞性動脈硬化症
(3)閉塞性血栓性血管炎
(4)急性動脈閉塞(塞栓症,血栓症)
<J> 末梢静脈疾患・リンパ浮腫
(1)下肢静脈の構造と働き
(2)下肢静脈瘤
(3)静脈うっ滞症候群
(4)リンパ浮腫
【付録】
・頻用薬剤一覧
・略語一覧
・索引