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雑誌
医学のあゆみ293巻7号
ストレス応答の分子メカニズム――最新知見と臨床応用への展望
医歯薬出版
電子版ISBN
電子版発売日 2025年5月19日
ページ数 70
判型 B5
印刷版ISSN 0039-2359
印刷版発行年月 2025年5月
書籍・雑誌概要
ストレス応答の分子メカニズム――最新知見と臨床応用への展望
企画:武川睦寛(東京大学医科学研究所分子シグナル制御分野)
・生命は恒常性維持のために,翻訳後修飾,複合体形成,転写制御,代謝調節など,多階層にわたる情報伝達システムのネットワークを形成し,さまざまな物理化学的ストレス刺激に対して細胞レベルで適切に応答している.
・このようなストレス応答が破綻すると,組織障害や慢性炎症,ゲノム不安定性などを引き起こし,がんや神経変性疾患,生活習慣病,免疫異常などの発症や病態に深く関与することが近年明らかになりつつある.
・本特集では,ストレス応答の分子メカニズムとその破綻がもたらす疾患発症機構について,最新の研究成果を紹介する.ストレス応答研究のさらなる発展と,臨床応用への橋渡しに貢献することを期待したい.
目次
ストレス応答性キナーゼMKK4を標的とした肝疾患治療法の開発
ストレス応答性シグナル伝達のユビキチン修飾を介した制御
酸素をめぐる生体応答とその生理的・病理的意義
DNA損傷応答機構とその関連疾患
小胞体ストレス応答の分子機構および疾患治療を見据えた研究の現状と課題
脊髄小脳変性症原因因子Ataxin-2によるストレス顆粒形成のメカニズム
ストレスによる細胞老化誘導と疾患
熱ストレス応答によるタンパク質の恒常性維持と神経変性疾患
TOPICS
【神経精神医学】
精神科診療における適応外使用
【癌・腫瘍学】
膵がん診断を補助する体外診断用腫瘍マーカー apolipoprotein A2-isoforms
連載
【細胞を用いた再生医療の現状と今後の展望――臨床への展開】
19.網膜色素変性症に対するiPS細胞由来網膜オルガノイドシート移植治療――現状と最近の研究について
【ケースから学ぶ臨床倫理推論】
10.人工栄養の差し控え・中止
【イチから学び直す医療統計】
2.観察研究の計画
FORUM
【司法精神医学への招待――精神医学と法律の接点】
5.わが国における矯正精神医療の位置づけと役割