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≪jmedmook 98≫

jmedmook98 心不全診療の現在地

jmedmook98 心不全診療の現在地
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≪jmedmook 98≫

筆頭著者 松川 龍一 (編著)

日本医事新報社

電子版ISBN

電子版発売日 2025年6月25日

ページ数 200

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-7849-6698-1

印刷版発行年月 2025年6月

DOI https://doi.org/10.24542/9784784966981

書籍・雑誌概要

◆ あらゆる循環器疾患の最終形態である心不全。現在の超高齢社会においても患者は年々増え続けており、もはやcommon diseaseであるとも言えます。
◆ 本書は、ジェネラリストの先生が心不全を診療する上で生じる様々な疑問に答える一冊です。
◆ 心不全は医師だけでなく、多職種での介入が欠かせません。すべてのジェネラリストの先生方、さらにはメディカルスタッフの方々にも最低限知っておいて頂きたい急性・慢性心不全の知識を前半にまとめ、後半では日常診療で生じるであろう疑問に対して、Q&A形式でひとつひとつ回答する構成としています。
◆ また、「2025年改訂 心不全診療ガイドライン」の重要な改訂ポイントをまとめたコラムも収載した、心不全診療に携わる皆様のお役に立てる1冊です!

目次

1章 心不全治療の現在地を識る
A. 大きく変わった心不全薬物治療を識る
1 急性心不全に対する薬物治療
2 慢性心不全に対する薬物治療の歴史
3 慢性心不全薬物治療の現在地
4 慢性心不全薬物治療の抱える課題
5 慢性心不全薬物治療のこれから
B. 心不全非薬物治療について識る
1 急性心不全に対する機械的循環補助(MCS)
2 虚血性心筋症に対する血行再建
3 心不全に対するその他の非薬物療法
4 心不全における運動療法
C. 心不全に欠かせない併存症の管理,多職種連携とは
1 心房細動合併心不全に対する薬物療法の考え方
2 心不全における感染症マネジメント
3 心不全における貧血マネジメント
4 心不全におけるCKDマネジメント
5 心不全における糖尿病マネジメント
6 がん合併心不全のマネジメント
7 心不全における多職種チーム医療
8 心不全の地域連携
9 心不全の緩和ケア

2章 識っておくべき心不全治療薬
A. 急性期治療薬
1 フロセミド
2 トルバプタン
3 アセタゾラミド
4 その他の利尿薬
5 硝酸薬
6 カルペリチド
7 ドブタミン
8 ドパミン
9 ノルアドレナリン
10 PDE3阻害薬
11 PDE5阻害薬
B. 心不全のGDMT
1 ACE阻害薬/ARB
2 アンジオテンシン受容体ネプリライシン阻害薬(ARNI)
3 β遮断薬
4 ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬(MRA)
5 SGLT2阻害薬
6 ベルイシグアト
7 イバブラジン
コラム2025年改訂 心不全診療ガイドラインの改訂ポイントまとめ

3章 心不全に関するQ&A
Q1 心不全はどんな症状がありますか?
Q2 心不全は症状が悪くなってから紹介すればよいですか?
Q3 心不全発症予防として高血圧はどのように管理すればよいですか?
Q4 心不全発症予防として糖尿病はどのように管理すればよいですか?
Q5 心不全のGDMTの導入の順番は?
Q6 心不全患者におけるACE阻害薬とARBの使いわけはどのようにすべきですか?
Q7 心不全患者にARNIを開始するときに注意すべき点は何ですか?
Q8 心不全患者へβ遮断薬を開始するときのタイミングや開始後の注意点は何ですか?
Q9 高齢者にもGDMTは導入すべきですか?
Q10 腎機能低下や高カリウム血症がある場合にGDMTはどう調整すべきですか?
Q11 心不全患者に対する食事療法や塩分制限はどのように指導すべきですか?
Q12 家庭での体重管理などのセルフモニタリングはどのように指導すべきですか?
Q13 非専門医でも観察できる心エコーのポイントを教えて下さい!
Q14 心不全における睡眠呼吸障害(SDB)の診断や治療はどうしたらよいですか?
Q15 心不全患者の在宅医療や訪問看護との連携はどのようにすればよいですか?
Q16 外来心臓リハビリテーションをどのように活用したらよいですか?
Q17 外来で多職種連携を有効に行うにはどうしたらよいですか?
Q18 がん治療関連心機能障害(CTRCD)って何ですか?
Q19 一般内科医は心不全のアドバンス・ケア・プランニング(ACP)にどのように関わればよいですか?
Q20 心不全の終末期の薬物治療はどのように考えればよいですか?