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バスキュラーアクセスの治療と管理
未来に向けて
筆頭著者 大平 整爾 (監修・編集)
札幌北クリニック
東京医学社
電子版ISBN
電子版発売日 2018年7月9日
ページ数 144
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-88563-205-1
印刷版発行年月 2011年11月
書籍・雑誌概要
目次
1 血液透析用バスキュラーアクセス(VA)の歴史的変遷と将来への課題
1 「外シャント」以前のVA
2 「外シャント」の登場
3 外シャントの合併症
4 内シャント(皮下動静脈瘻)の登場
5 内シャント(AVF)の問題点
6 人工血管使用内シャントの登場
7 動脈表在化法
8 血管内留置カテーテル法
9 VA の修復法の外科的手技から血管内操作への移行
10 動脈および静脈の状態評価法
11 VA の将来への課題
2 VA に関する合併症
1 VA の合併症とその実態
2 VA 合併症の診断と臨床症状
3 VA の治療方針
4 VA 管理と早期対応
5 これからのインターベンション治療の問題点
6 VA 不全対策とその展望
3 保存期,導入期の VAの作製と管理
1 VA の作製時期
2 VA 作製の術前準備
3 VA の作製
4 術後の管理
4 VA 狭窄・閉塞に対するインターベンション治療
1 VAIVT の適応
2 狭窄病変の好発部位
3 狭窄病変に対する標準的VAIVT
4 閉塞病変に対するVAIVT
5 VAIVT の問題点
6 近未来に向けての取り組み
5 バスキュラーアクセス狭窄・閉塞に対する外科的治療
1 SR の方法
2 SR 部位
3 実際の方法
4 その他特殊な再建
5 VA トラブルの医療経済的な問題
6 VAIVT とSR の開存率
7 感染を伴う場合
6 シャント感染に対する治療と管理
1 シャント感染の予防
2 内シャント感染
3 人工血管シャント感染
7 過剰血流に対する治療と管理
1 過剰血流とは
2 過剰血流の症状
3 過剰血流と心機能
4 過剰血流に対する治療
8 日常管理の必要性
1 透析室におけるVA 機能のモニタリングの方針
2 透析室におけるVA 機能のモニタリングの実際
3 VA サーベイランスとしての血流量の測定
4 AVF・AVG のサーベイランスとしての超音波検査
5 メタアナリシスの報告
9 エコーを用いた VA 管理
1 VA 機能検査における超音波検査の位置づけ
2 超音波機能評価法の種類と実際
3 超音波機能検査法の臨床的意義
4 超音波による機能評価の問題点と今後の展望
10 スコアリングシートを用いた VA管理
1 S. T. S の各項目
11 クリアランスギャップを用いた VA 管理
1 透析量(Kt / V)の質的管理法「CL-Gap 法」の理論
2 クリアランスギャップの臨床的有用性
3 クリアランスギャップに影響を与える因子
4 算出されたクリアランスギャップ値の解釈
12 HD02 を用いた VA 管理
1 内シャント評価の考え方
2 HD02 の概要と測定原理
3 HD02 の特長と位置づけ
4 HD02 の活用例を考える
5 当院でのモニタリング結果
6 HD02 を活用した他施設の報告
7 よりよい透析を目指して― HD02 の活用
13 欧米における HD02 を用いた VA管理
1 Flow-QC®:血液透析AV アクセスケアのベストプラクティス
2 原理:超音波希釈技術
3 測定法
4 欧米におけるTransonic® 血液透析モニタの使用および Transonic 測定の臨床使用
14 よりよい VAを維持していくために
1 よいVA の定義
2 適切なVA の選択と設置手技
3 多様な職種の関わり
4 VA に関するエビデンスの構築
5 災害対策
15 透析の質を上げるためのモニターとは
1 至適透析量の基本
2 至適透析量へ血流量の影響
3 血液流量(QB)に関与するVA の因子
4 サンプリング部位による透析効率の差異
5 VA 管理
6 超音波エコー(US)を用いた定量的なVA 管理法
7 適切なVA 流量とは
索引