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エコーガイド下 VAIVTテクニックガイド
バスキュラーアクセス狭窄・閉塞を攻略する
筆頭著者 春口 洋昭 (編集)
メジカルビュー社
電子版ISBN
電子版発売日 2024年6月14日
ページ数 328
判型 B5変
印刷版ISBN 978-4-7583-2215-7
印刷版発行年月 2024年6月
書籍・雑誌概要
手技に徹底的にこだわり,初心者がつまずきを乗り越えうまく治療を行うための知識を凝縮した必携の1冊!
エコーガイド下経皮的血管形成術(VAIVT)の基礎知識から手技の実際,困難例への対応などの実践知識まで網羅。
エコーガイド下VAIVT/PTAを始める医師,メディカルスタッフなどが最初に手に取るべき標準的な実践的入門書。
目次
Ⅰ章 エコーガイド下VAIVTの基礎知識
適応,利点と欠点 佐藤純彦
手技に必要なエコー所見の取り方とマッピング法 山本裕也
装置―必要なエコーの機能 山本裕也
術前準備―必要物品 下池英明
エコー単独
◆エコー単独法の利点と欠点 若林正則
◆体位,エコーの位置 若林正則
◆術者プローブ法 若林正則
◆助手プローブ法 大川博永
◆完全1人法 野口智永
透視併用法
◆透視併用法の実際 山岸 敬
◆利点と欠点―どのような症例が透視併用のエコーガイド下VAIVTの対象となるか? 井上浩伸
ガイドワイヤーの見え方・動かし方
◆種類による見え方の差 乙藤徳人
◆アーチファクト 乙藤徳人
◆ガイドワイヤーの動かし方 安田 透
麻酔法
◆局所麻酔 鈴木 敦
◆伝達麻酔 藤田広峰
バルーンのサイズ選択 鈴木 敦
バルーンカテーテルの種類による見え方の差 鈴木 敦
バルーン拡張時間について
◆リコイル予防の効果 中山祐治
◆拡張時間と開存期間 中山祐治
Ⅱ章 エコーガイド下VAIVTの実践
狭窄病変
◆手技の一連の流れ
術前エコー評価とアプローチルートの決定 甲斐耕太郎
ガイドワイヤー操作法とバルーン拡張 甲斐耕太郎
シース抜去と抜去部の確認 甲斐耕太郎
VAIVT成功の評価(形態評価・機能評価) 甲斐耕太郎
◆吻合部の治療戦略
形態学的特徴とエコーによる描出法 小林大樹
ガイドワイヤーの動脈への通過法─基本と通過困難例への対処法 春口洋昭
バルーンの選択(吻合部に適したバルーンはあるか?) 野口智永
バルーン通過法(基本と通過困難時の対応) 野口智永
◆吻合部近傍の治療戦略
形態学的特徴とエコーによる描出法 下池英明
バルーンの選択と通過法(基本と吻合部病変を合併しているときなど) 下池英明
◆上腕深部静脈の治療戦略
形態学的特徴とエコーによる描出法 根本 一
ガイドワイヤー通過法 佐藤和宏
◆Cephalic arch stenosis(CAS)の治療戦略
形態学的特徴とエコーによる描出法 小林大樹
PTAの実際(エコー単独,透視併用) 末木志奈
◆中心静脈の治療戦略
形態学的特徴とエコーによる描出法 小林大樹
IVUS併用VAIVT 堀田祐紀
◆蛇行/瘤前後の治療戦略
形態学的特徴とエコーによる描出法 若林正則
ガイドワイヤー通過法(基本と通過しにくいときのテクニック) 若林正則
◆静脈弁の治療戦略 下池英明
◆人工血管の治療戦略
形態学的特徴とエコーによる描出法 根本 一
アプローチ法(シース挿入部の決定の仕方) 宮本雅仁
PTAのコツとピットフォール 宮本雅仁
ステントグラフト留置 宮本雅仁
◆デバイス使用の実際
薬剤コーティングバルーン(DCB) 末光浩太郎
◆トラブルシューティング
バルーンが完全拡張しないとき―Lesion-Slipとは? 本宮康樹
バルーン不完全拡張への対応 本宮康樹
非血栓性閉塞
◆形態学的特徴とエコー像の特徴 山本裕也
◆ガイドワイヤー通過する血管の判別法 大川博永
◆ガイドワイヤー通過法 大川博永
血栓性閉塞
◆形態学的特徴とエコー像の特徴 小林大樹
◆ウロキナーゼ投与法―直接注入 石田亜希・平沼聡史
◆ウロキナーゼ不使用―マッサージ法 野口智永
◆ウロキナーゼ不使用―経皮的血栓吸引のみ 甲斐耕太郎
◆ウロキナーゼ不使用―シースからの吸引 藤田広峰
◆外科治療とのハイブリッド治療─適応と実際 末木志奈
合併症とその対策 笹川 成
メディカルスタッフのサポート:術前,術中,術後 人見泰正