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ICUの作業療法
超急性期から始める活動・参加へのアプローチ
筆頭著者 藤本 侑大 (編著)
その他の著者等 淺井康紀,伊東寛史,笠井史人,北別府孝輔,喜納俊介,児島範明,駒場一貴,佐々木祥太郎,髙島千敬,高橋哲也,寺村健三,森脇元希 執筆
協同医書出版社
電子版ISBN 978-4-7639-9570-4
電子版発売日 2024年6月13日
ページ数 212
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-7639-2150-5
印刷版発行年月 2023年6月
書籍・雑誌概要
ICUにおいて、作業療法士は何を考え、どのように実践していくのか。
ICUで実施されている作業療法アプローチを詳細に解説。
ICUでの早期リハビリテーションは、多職種によるチームアプローチが必須です。また、ICUで働く作業療法士には、身体および精神機能障害の評価に加え、ICU入室患者の生活を見据えた取り組みが求められています。
本書では、ICUの作業療法について、ICUにおけるリハビリテーションの基礎知識からICUの作業療法概論・診療報酬をはじめ、ICU入室患者の活動と参加につながる作業療法アプローチを実践するためにおさえておきたいICU入室前・入室中・退室後の作業療法士の取り組みについて、ICUにおける禁忌や中止基準も含め詳細に解説し、ICU作業療法の実際として、「脳血管・神経」「呼吸器」「循環器」「運動器」「その他(周術期、急変・病態悪化)」の領域について実践内容をまとめました。
急性期病院で働きはじめた作業療法士にとって最適の書であるとともに、急性期の作業療法を理解するための書として、多様な領域の作業療法士に役立つ一冊です。
目次
第1章 ICUの作業療法実践前の基礎知識
1.知っておきたいリハビリテーション医療関連知識
2.ICUの作業療法概論
3.ICUの作業療法に関連する診療報酬
TOPICS ICUの作業療法実践のためのスキルアップ資格
第2章 ICUの作業療法実践
1.ICUに行く前に
2.ICU入室中の作業療法実践
3.ICU退室後の作業療法
TOPICS ICUの作業療法─体制づくりのポイント─
第3章 ICUの作業療法の実際
1.脳血管・神経領域(SCUを含む)
2.呼吸器領域(人工呼吸器管理患者など)
3.循環器領域(CCUを含む)
4.運動器領域(救急医療・重症整形外科外傷など)
5.その他(周術期、急変・病態悪化など)
TOPICS 臨床経験を学会・論文で発表しよう
第4章 ICUにおける多職種の役割と作業療法士に期待すること
1.医師の立場から─ICUで協働する作業療法士へ─
2.看護師の立場から─ICUで協働する作業療法士へ─
3.理学療法士の立場から─ICUで協働する作業療法士へ─
4.言語聴覚士の立場から─ICUで協働する作業療法士へ─
TOPICS 集中治療領域の作業療法教育