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必ずうまくいく!PICC
末梢挿入型中心静脈カテーテルの挿入テクニックから管理まで
筆頭著者 金井 理一郎 (編)
羊土社
電子版ISBN
電子版発売日 2018年5月21日
ページ数 133
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-7581-1818-7
印刷版発行年月 2017年11月
書籍・雑誌概要
超音波ガイド下でPICCを確実に挿入するコツや手技のトレーニング方法,合併症予防の知識をわかりやすく解説.初心者はもちろん,PICCを臨床でもっと活用したい医師・看護師にオススメです.web動画つき.
目次
推薦のことば 小泉俊三
序 德嶺譲芳
第1 章PICC の基本
1 PICC とは何か? 〜PICC の概説・歴史と展望
1. はじめに
2. PICC の歴史
3. PICC が指すもの
4. PICC のイメージの変化と混乱
5. 今後の展望
2 PICC はどのような場合に使用するのか
1. はじめに
2. 静脈留置カテーテルの種類
3. 静脈ライン確保の目的
4. 静脈カテーテル留置の合併症
5. PICC が適切な場合・不適切な場合
6. さいごに
Memo
● Mid-clavicular line 21
● 針,カテーテルのサイズはフレンチ(Fr)かゲージ(G)か?
サイズは外径を示す? 内径を示す?
3 PICC で用いるカテーテルの種類
1. はじめに
2. 材質
3. カテーテルの形状
4. 挿入方法
5. カテーテルの選択(4 種類のPICC)
6. PICC を安全に使うために
7. さいごに
第2 章PICC の挿入
1 PICC 挿入前の準備
1. はじめに
2. 標的静脈の選択:どの静脈を選ぶか?
3. 上腕部尺側皮静脈は深筋膜を貫く
4. 超音波による上腕部尺側皮静脈の同定
5. 静脈の太さの確認
6. カテーテルの種類を選択する
7. 術中モニタリング 46
8. Maximal sterile barrier precautions
9. X 線透視装置
Memo
● コンパートメント
● Catheter-to-Vein Ratio
2 PICC 挿入の実際
1. はじめに
2. 穿刺・挿入のセッティング
3. PICC の最適刺入部位:どこから挿入したらよいのか?
4. 短軸アプローチによる穿刺手順
5. 超音波ガイド下穿刺における注意点
6. ニードルガイドの使用と長軸アプローチ
7. PICC の固定
Memo
● ゲインの調節でできること
● Tilting,sliding とSwing scan technique,Sweep scan technique
● Target sign
3 PICC 挿入のトレーニング
1. はじめに:CVC とPICC の手技は別のもの
2. CVC とPICC の違い
3. In plane 法とOut of plane 法(長軸穿刺と短軸穿刺)
4. PICC にこそ必要なアドバンステクニック
5. PICC トレーニングモデルの仕様
6. 超音波ガイド下穿刺のトレーニング方法
7. PICC トレーニングモデルの入手法
第3 章PICC の合併症対策・予防
1 PICC の合併症対策(挿入~長期留置)
1. はじめに
2. 末梢型カテーテルの合併症
3. 従来型CVC の合併症
4. PICC の合併症:穿刺・留置に伴う合併症
5. PICC の合併症:カテーテル留置後の管理中に起こり得る合併症
6. PICC の合併症:カテーテルの迷入と静脈壁損傷
Memo
● 上腕静脈の穿刺
2 PICC の感染防御
1. はじめに
2. 血管内カテーテル留置に関連する感染症
3. PICC に関連する感染防御
4. さいごに
第4 章その他
1 Midline カテーテル
〜PICC と末梢静脈ラインの中間のカテーテル
1. はじめに
2. Midline カテーテルとは
3. Midline カテーテルの特徴
4. Midline カテーテル挿入の実際
5. 臨床で使用可能なカテーテル
6. 適応症例
7. 管理上の注意点
Memo
● 在宅医療の法的規定と現状
2 在宅医療におけるPICC
1. はじめに
2. HPN で使用されるデバイスと合併症の特徴
3. 在宅輸液療法(HIT)に利点はあるのか?
4. HIT は患者のQOL を改善するか? 124
5. HIT の今後
おわりに 萬 知子
索引
執筆者一覧
Column
・PICC は透視室で挿入すべきか?
・挿入長を推測して挿入する方法
・PICC の長期管理
・海外でのPICC のチーム管理