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コンサルト きっと、うまくいく
筆頭著者 柳井 真知 (著)
佐久総合病院総合診療科
中外医学社
電子版ISBN
電子版発売日 2024年11月8日
ページ数 112
判型 A5判
印刷版ISBN 978-4-498-14858-1
印刷版発行年月 2024年11月
書籍・雑誌概要
シチュエーション別にコンサルテーションの極意を集約.すぐ読めてすぐ身になる1冊.
上級医や他科へのコンサルトは,ビギナー医師にとって頭の痛い業務ではないでしょうか.状況も相手もその都度変わり,教科書どおりに対応したとしても上手くいかず変化球が飛んでくることも.では,どうしたらコンサルトができるようになるのでしょう.本書は,それを突き詰めて考え,まとめました.コンサルトの要を記した第1章,緊急度や状況別に整理してシチュエーション別に解説した第2章,そして,意思伝達に役立つカルテ記載や紹介状の書き方などを紹介した第3章.ミニマムながら,必要十分な知識と技術が詰まった1冊です.
目次
目 次
1 Essence
コンサルトってなんだろう?
コンサルトの目標は?
コンサルトをする前に
どう伝える?
コンサルトとは、想像力と思いやりである
コンサルトはリスクマネジメントである
そして、考えよう
後輩力をつける
コンサルトの、そのあとに振り返りを
コンサルトのストレスを減らすために
2 Situation
外来編 1 生命の危険が高い場合
すんなりいかないとき、どうする?
コンサルトとともに
外来編 2 緊急度が高く専門的治療を必要とする疾患
「王道」が通らない時どうする?
コンサルトとともに
外来編 3 必ずしも専門的治療は要しないが入院が必要な状態
スムーズに進まない時、どうする?
コンサルトとともに
外来編 4 入院か外来通院で良いか悩ましい状況
コンサルタントと意見が一致しない場合、どうする?
コンサルト、その後
外来編 5 そもそも、何を相談すれば良いのかわからない
第一に、主訴をつかまえる
第二に、主訴を翻訳し、急ぐべき疾患がないか考える
変化球の時
バイタルサインは必ず確認
うまくいかない時
コンサルトとともに
入院編 1 入院患者の急変:自分の担当患者さんでない場合
まず、どうする?
コンサルトとともに
これはやめよう
知っておこう
入院編 2 入院患者の急変:自分の担当患者さんの場合
その患者さんのエキスパートになろう
コンサルトした後の流れを想像できるようになろう
3 Tips
わかってもらえる病状説明をしよう
伝わる紹介状を書こう
カルテ、退院サマリを書くべきふたつの理由
カンファレンスでの情報共有のコツ
タイムマネジメントとは何か
COLUMN 「まだ帰れない」
「動くと痛いんです」
「お母さんは死んでない」
コンサルト、最後の砦
コミュニケーション能力の向上、患者さんの気持ちを理解するのに役立つかもしれない本