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実践 運動学習のREBUILDING
身体の動きと体性感覚に基づく運動学習
筆頭著者 生野 達也 (著)
三輪書店
電子版ISBN
電子版発売日 2022年6月27日
ページ数 140
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-89590-754-5
印刷版発行年月 2022年5月
書籍・雑誌概要
運動学習の再構築 運動学習を持続させる「動きのコツ」を徹底解説!
リハビリテーション介入直後は患者が身体の変化を感じることができても、効果が持続しない、という問題を抱えている療法士は多いのではないだろうか?
・効果が持続しない要因は何か?
・一方通行の運動学習になっていないか?
・自立と自律の違いとは?
・自律へ向けた運動学習とは?
・オンラインリハビリへの応用とは?
実際の症例を通じて、運動学習を効果的に持続させる方法をお伝えします。
どのような手技を用いるうえでも、運動学習効果を持続させるためには、患者が「理解しているか」を確認するという視点が重要です。本書を用いて、認知運動療法の観点から「動きのコツ」を効果的に伝えるポイントを整理した一冊。
目次
1 はじめに
1 運動学習における警笛
2 自立と自律の違い
3 自律へ向けた運動学習とは
2 対話に基づいた運動学習の視座
1 対話を通じた「運動学習」
2 身体運動に影響を及ぼす体性感覚
3 体性感覚の処理に関わる「注意の方向性」
4 注意の方向性を評価する内的過程
5 運動学習と「体性感覚」
6 運動学習に関わる「難易度設定」
3 身体運動と体性感覚に基づく運動学習の評価法
1 「評価と介入」の仮説検証方法
2 評価の仮説検証作業
3 介入の仮説検証作業
4 運動学習の目標設定について
5 自律へ向けた運動学習
4 事例を通した評価・介入と仮説検証
1 対話に基づく運動学習の具体例ー中枢疾患編
2 対話に基づく運動学習の具体例ー整形疾患編
5 実践! 小林純也氏へのアプローチ
1 セッション初回―問診から仮説を立てる
2 歩行における評価と介入
3 起立屈曲相における評価と介入
4 座位バランスにおける評価と介入
5 起立屈曲相における評価と再介入
6 起立伸展相における評価と介入
7 立位屈伸における評価と介入
8 起立伸展相における評価と再介入
9 歩行における評価と介入
10 セッション2回目―リハビリ日記の分析に基づく仮説
11 立位屈伸における評価と介入
12 起立屈曲相における評価と介入
13 その後の展開とまとめ
6 運動学習の効果を持続させるオンラインリハビリテーションの実際
1 オンラインリハビリテーションの注意点
2 オンラインリハビリテーションの実際
3 運動学習の持続効果を検証する「リハビリ日記」
4 リハビリ日記の使い方
5 運動学習内容の検証と再指導
現場でのワンポイント
対象者の「普通」「わからない」への対処方法 / 見た目で感覚の仮説を立てない / 下肢整形疾患に共通するポイント