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筆頭著者 嶋田 智明 (常任編集)
文光堂
電子版ISBN
電子版発売日 2022年5月23日
ページ数 264
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-8306-4373-6
印刷版発行年月 2011年5月
書籍・雑誌概要
骨関節疾患やスポーツ障害のみならず,脳卒中や慢性呼吸器疾患,後期高齢者の生活,小児発達障害など様々な疾患や場面における評価・治療サイクルやアイデアが提示されている.実践編において全ての執筆者に共通するのは,全身の姿勢・運動制御が合目的的に行われるように治療を展開・統合しているという点である.しかし,診方や切り口には臨床家の色があり,様々な色を閲覧できるのも本書の魅力の一つである.
目次
パート1:運動連鎖をどう捉えるか?
1.運動連鎖とは?
ミニレクチャー:四肢運動と力発揮
2.運動連鎖不全とは?
パート2:運動連鎖実践編〜評価から治療へ
1.スポーツ障害
(1)スポーツ障害の評価と治療の基本的な考え方
(2)投球障害(肩・肘障害)
(3)腰痛症
(4)ジャンパー膝
(5)足関節捻挫後遺症
ミニレクチャー:イメージと連鎖
2.上肢の障害
(1)非外傷性腱板断裂保存療法
(2)頸肩腕症候群
ミニレクチャー:環境設定と運動連鎖
3.下肢の障害
(1)変形性膝関節症
(2)変形性股関節症
ミニレクチャー:hip-spine syndrome
4.脊柱障害
(1)腰椎分離すべり症
(2)脊椎後弯疾患
ミニレクチャー:インソールの話
5.慢性閉塞性肺疾患ー換気運動の連鎖ー
6.脳卒中片麻痺
ミニレクチャー:皮膚刺激と連鎖
7.後期高齢者
(1)在宅における日常生活動作不全
(2)寝たきりの高齢者に対して
8.小児の発達障害
パート3:運動連鎖のメカニズム
1.体は一つにパックされている
ミニレクチャー:分節の動きはどこが作る?
2.外力に影響をうける身体
3.姿勢調節メカニズム
ミニレクチャー:眼球運動と運動連鎖
4.こころに影響される身体
ミニレクチャー:身体運動の右ネジの法則
索引