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事例カンファレンスで学ぶ高次脳機能障害リハビリテーション

よりよい支援のためのヒント

事例カンファレンスで学ぶ高次脳機能障害リハビリテーション
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筆頭著者 清水 一 (監修)

三輪書店

電子版ISBN

電子版発売日 2021年12月27日

ページ数 216

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-89590-581-7

印刷版発行年月 2016年11月

DOI https://doi.org/10.18937/9784895905817

書籍・雑誌概要

あなたならどう考える ? 症例検討会に参加したつもりで読んでみよう

広島県立障害者リハビリテーションセンターで開催の高次脳機能障害の症例検討会から14例を紹介し、近隣のさまざまな職種が参加して行われる多面的なディスカッションを対話形式で再現。
急性期の病院を退院した患者さんやそのご家族が、その後何に苦労して、どう生き抜いていかれるのか、長期の介入経過はどうなのか、どのように支援の方向性を見つけていけばいいのか、よりよい支援を考える人にぜひ手に取ってもらいたい1冊。

目次

序文にかえて 
事例カンファレンスで学ぶ高次脳機能障害のリハビリテーション ~症例検討会を通して~

Ⅰ 高次脳機能障害とは ?
  1.高次脳機能障害の症状
  2.高次脳機能障害の診断基準

Ⅱ 事例紹介を理解するための高次脳機能障害の評価
  1.知的機能の評価
  2.注意障害に対して
  3.記憶障害に対して
  4.遂行機能障害の評価
  5.失行・失認の評価
  6.言語障害について
  7.身体機能の評価
  8.社会的行動障害の評価
  9.日常の身の回り動作(ADL)、生活の評価
 10.手段的日常生活動作能力(Instrumental ADL : IADL)の評価
 11.社会参加について
 12.生活の満足度の評価
 13.本人のニーズの評価
 14.仕事に関する評価
 15.子どもの評価について
 16.その他、インタビューなど


テーマ : どうやったら意欲的にリハに取り組んでもらえる ?
意欲・発動性低下があり、いつも寝ている─ Aさんの場合(OT花房萌子)

テーマ : 混乱期の感情コントロール
回復期リハビリテーションが終了したが、まだ混乱期 ? ─ Bさんの場合(OT永久奈央子)

テーマ : 重度の左半側空間失認のある人の生活を支えるには
左半側空間失認で物が見つけられません ! ─ Cさんの場合(OT小猿純一)

テーマ : 障害を認めても大丈夫 !
今後の生活がどうなるのかとても不安で精神的落ち込みが激しい─ Dさんの場合(OT大知麻美)

テーマ : 失語症の人の生活自立をどう考えるか
コミュニケーションのむずかしさから家族や周りの人達とのトラブルが絶えません ! ─ Eさんの場合(ST林 加容)

テーマ : 記憶障害とメモリーノート
代償手段の獲得をめざして─ Fさんの場合(OT川原 薫)

テーマ : 脳外傷受傷後長期経過したニーズがないという人へどのように関われば ?
困ったことがないという人のニーズとは ? ─ Gさんの場合(OT冨田 昭)

テーマ : 欲求をコントロールするにはどうしたらよい ?
欲求を我慢できない─ Hさんの場合(OT福田奈津子)

テーマ : 日常生活では困らなかったけれど、仕事とのギャップに困った !
復職してわかったこと─ I さんの場合(OT福島真実)

テーマ : 社会的行動障害による暴言をどうしよう ?
あたりかまわず暴言をはいてしまう!どのように対応すれば ? ─ Jさんの場合(OT川原 薫)

テーマ : 高次脳機能障害の自覚が低い人が復職するためにまずどこから準備したらいい ?
どうしたら今やるべきことがわかってもらえる ? ─ Kさんの場合(OT藤井美香)


テーマ : コミュニケーション拡大のためのアプローチとは ?
認知機能の低下による拒否反応のためコミュニケーションがむずかしい ! ─ Lさんの場合(ST田中聡美)

テーマ : 失語症だけではないコミュニケーションのむずかしさ
話しだすと止められない、話がまとめられない─ Mさんの場合(ST田中聡美)

テーマ : 学校では行動上の問題はないのに家で感情が爆発するのはなぜ ?
子どもにとって意味のある作業とは ? ─ N君の場合(OT川原 薫)


引用文献
終わりに

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