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雑誌
胡散臭くならない精神科面接のコツ
自治医科大学精神医学講座教授
中外医学社
電子版ISBN
電子版発売日 2026年3月5日
ページ数 190
判型 0
印刷版ISBN 978-4-498-22978-5
印刷版発行年月 2026年3月
書籍・雑誌概要
なぜ精神科医は胡散臭いのか?
長年にわたり臨床と教育に携わってきた著者が、独自の視点とユニークな筆致で精神科面接の基本と実践上の要点を解説します。初診・再診面接の進め方、引き継ぎ患者への対応、主要な精神疾患ごとの留意点などを取り上げ、「胡散臭くならない」ための具体的な視点と工夫を提示します。教科書では書けなかった実臨床におけるポイントや、効果的なトレーニング方法まで収録し、経験年数を問わず、精神科医の面接技術を確実に底上げする実践的な1冊です。
目次
目 次
1章 「胡散臭い精神科医」とは
1 精神医学は科学か,それとも似非科学か
2 胡散臭い精神科医と思われないために私が気をつけていること
3 患者の視点で考える,胡散臭い精神科医の特徴とは
知識がない
暗い
決めつける
核心をついてくれず,うわべだけ,言いたいことを引き出してくれない
面倒臭そうにする
怖い,話しにくい
精神科診療ではどうなるのか
4 胡散臭い精神科医にならないための十か条
壱 ヒトがヒトのココロを扱うことの限界をわきまえる
弐 診断技術は反復学習,頭の中にプロトタイプを作る
参 内因性レジリエンスに勝るものはない
肆 当たり前の治療は先人の経験の集積である
伍 治療は患者さんのためのものであり,医師の自己満足のためのものではない
陸 医療の現場に上下関係や利害関係を持ち込まない
漆 持っている力の出し惜しみをしない
捌 自分がいないと駄目になってしまう患者さんを作らない
玖 どうすれば良いかわからない時は少しおせっかいな選択を
拾 結果的に患者さんが改善すれば,大抵のことは許される
2章 「胡散臭くならない」ための精神科面接の基本
1 「胡散臭くならない」ための精神科面接における基本的な手法
精神科面接における基本的な手法
ラポールの形成
魚心あれば水心あり~他人は自分を映す鏡である~
ラポールの形成の意義
おまけ:診療録への記載における留意点
2 初診/再診での面接
初診での面接
再診での面接
3 引き継ぎ再診での面接における留意点
患者さん側の要因
精神科医側の要因
3章 精神科面接におけるコツ
1 精神科の臨床で絶対にやってはいけないことは存在する
絶対にやってはいけないこと
相対的にやってはいけないこと
2 五感をフルに使って診察する
視覚
聴覚
嗅覚
味覚
触覚
第六感
3 治療方針の相談の仕方 SDMとは
SDMを必ず行わなければならない場面
普段の臨床のSDM
おまけ:上級医との治療方針の相談の仕方
4 精神科面接で生じやすい誤解について
誤解のメカニズム
患者さんに生じやすい誤解
誤解を招かない対処法
5 患者さんからの依存(+ついでに依存性パーソナリティ症の解説)
依存性パーソナリティ症とは
依存の程度を見極める
通常の臨床現場では,依存の多くは良性である
面接法の具体例
6 患者さんからの転移(+ついでに受動的攻撃行動とボーダーラインパーソナリティ症の解説)
転移
投影
投影性同一視
ボーダーラインパーソナリティ症
7 切開は少ないほうが良い どこまで患者さんの感情に切り込むか
患者さんの転移,投影,投影性同一視をどう考えるか
精神分析療法は侵襲性のある治療になるかもしれない
必殺「なかったことにしてしまう」
流せない場合はどうするか
転移の対処とコツ
投影と投影性同一視の対処と具体例
8 胡散臭くならない手の抜き方 常に120%で挑むのは現実的でない
コラム
・患者を叱るべきか否か
・マスク越しの診療から考えたこと
・精神科診断は国境を越えるかもしれない,という話
・退かぬ,媚びぬ,顧みぬ
あとがきというか,まとめというか
索引

