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アルコール依存症治療革命
筆頭著者 成瀬 暢也 (著)
中外医学社
電子版ISBN
電子版発売日 2018年1月1日
ページ数 142
判型 A5
印刷版ISBN 978-4-498-22902-0
印刷版発行年月 2017年9月
書籍・雑誌概要
長年にわたって停滞しているわが国のアルコール依存症治療は,そのあり方を根底から見直される必要がある.数々の常識を覆し,アルコール依存症治療のあるべき姿に迫る!
目次
1章 アルコール依存症についての基本的なこと
アルコール関連問題を取り巻く状況
アルコール依存症とは?
アルコール依存症の診断
アルコール依存症の治療
2章 これまでのアルコール依存症の治療
わが国のアルコール依存症治療の歴史
これまでのアルコール依存症治療の特徴と問題点
3章 新たなアルコール依存症治療の導入
エビデンスに基づいた心理社会的治療
海外で実践されている心理社会的治療
埼玉県立精神医療センターでの依存症治療の実践
4章 新たなアルコール依存症患者への対応
アルコール依存症の背景にある問題
当事者中心の依存症治療・回復支援
ハームリダクションの考え方
5章 アルコール依存症患者の家族の現状と必要な支援
アルコール依存症家族の全国調査より
6章 これからのアルコール依存症の治療を考える
依存症者への望ましい対応
「断酒の強要は禁忌」「再飲酒を責めてはいけない」
回復とは何か? どうすれば回復するのか?
依存症の回復に必要なもの
依存症が教えてくれるもの
7章 アルコール依存症治療革命
治療者・支援者の意識改革
診断名の改革
治療構造の改革
治療スタンスの改革
人材開発の改革
地域連携の改革
家族支援の改革
インセンティブ保障の改革
8章 新たな中核群に対してどのように医療を提供するのか
新たな中核群に対する治療の提供のために
身体科医療での受け入れのために
一般精神科医療での受け入れのために
依存症専門医療での受け入れのために
9章 精神医療へ期待すること
10章 自助グループに期待すること
断酒会に期待すること
AAに期待すること
自助グループと医療機関・相談機関の連携
マック(メリノール・アルコール・センター)
おわりに
文献
索引