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エピジェネティクス革命

世代を超える遺伝子の記憶

エピジェネティクス革命
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筆頭著者 中山 潤一 (訳)

原著者 Nessa Carey

丸善出版

電子版ISBN

電子版発売日 2019年9月2日

ページ数 450

判型 四六

印刷版ISBN 978-4-621-08956-9

印刷版発行年月 2015年7月

DOI https://doi.org/10.32306/9784621089569

書籍・雑誌概要

ヒトゲノム解読によってヒトの設計図が手に入ったとき、私たちの健康や病気の問題のほとんどは解決目前と思われました。しかし、現実にはそんなに簡単ではありませんでした。DNA配列だけで説明できない、エピジェネティクスが関わる現象が身のまわりには多数あります。 本書では、iPS細胞発見の経緯、一卵性双生児の差異、老化、子育て、ストレス、妊婦の栄養状態と子どもの肥満、がんの新しい治療、女王バチと働きバチの違いなど様々な例を取り上げ、分子生物学者たちの研究の歴史から、現在明らかになっている分子的基盤まで、著者ならではの取材にもとづいてわかりやすく解説しています。

目次

第1章:みにくいヒキガエルと優雅な人間
第2章:私たちはどのように坂の上り方を学んだのか
第3章:これまで理解していた生命像
第4章:いま私たちが理解している生命像
第5章:なぜ一卵性双生児は完全に同じではないのだろうか?
第6章:父親の罪
第7章:世代間のゲーム
第8章:性の戦い
第9章:Xの創成
第10章:ただの使い走りではない
第11章:内なる敵と戦う
第12章:心の中のすべて
第13章:人生の下り坂
第14章:女王陛下万歳
第15章:緑の革命
第16章:これから進む道
索引